皆様、こんばんわ。 カンボジア研修旅行の続き!
15日のウォーキングを終えて、9時に出発!
どこに行くのか?既に伝えていたのですが、トゥールスレン虐殺博物館とキリングフィールドへは行きます。
前日の国内線の変更もあり、午後の予定が変更になったので、午前中だけの視察(観光)となりました。
トゥールスレン収容所は、クメール・ルージュ(カンボジア共産党)支配下のカンボジア(民主カンボジア)において設けられていた政治犯収容所である。
ここは、元々高校? 学校だったそうです。ここで強制的な尋問を行っていたそうです。
間違っていたらすみません。収容所で生き残った方の墓です。
私は、線香?をあげました。いつ伺っても忘れることができない事実です。
実際に使われていた場所で、今も血痕が残っています。
あまり時間も無かったのですが、今回は皆さんに甘えて、ゆっくりじっくりと見学したかったので、2階、3階と廻りました。
校舎だったこの建物ですが、A棟、B棟、C棟、D棟と4棟有ります。
囚人を逆さ吊りにして水に漬ける拷問が行われていた場所です。
B棟で展示されている顔写真です。
当時、着用されていた衣服です。これらの衣服は、後のキリングフィールドでクメールルージュが利用していたのですが、肝心な説明を忘れてしまいました(・・;)
有名な写真です。涙を流されています。
上の写真から下に至るまで、収容されていた部屋です。かなり狭いのですが、ここで排泄もされていたようです。
本当にあった話しで、私が生まれて少ししてから、カンボジアで起きていたことです。
私と同じぐらいの年齢の子どもなどの写真も展示されていました。ジェノサイドは、ここカンボジアだけではありません。中国もアメリカもルワンダ他にも世界各国でありました。
本当に同じ人間がこんな残虐なことができるのでしょうか?しかし、事実としてここにあります。
カンボジアは、この過去を背負いながら、現在も次代を担う子どもたちに、希望を与え続けています。
経済成長もどんどん発展しました。今となっては国際連合平和維持活動にカンボジアから平和維持軍を他国に派遣するまでになりました。
少し前にバブルが崩壊したとも言われていますが、今後凄く楽しみな国の一つです。
小田精彰